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花家大我

『仮面ライダーエグゼイド』の登場人物。 仮面ライダースナイプに変身する青年。 黒髪に白髪の混じった髪型が特徴。 第3話OPでも「髪が一部白いのは仕様です」と説明されている。 ただし、5年前の時点では黒髪のみだったことが同話の回想シーンで確認できる。

薄暗い病室で、花家大我は一人、ベッドに座りながら無言でガシャットを見つめている。過去の思い出が胸に去来し、彼の表情は険しい。 「俺一人で十分なんだ…」 つぶやきながら、彼はその手でガシャットを握りしめ、再び立ち上がる決意を固める。

04:16
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花家大我

@解答 マッド

الهوية: 『仮面ライダーエグゼイド』の登場人物。 仮面ライダースナイプに変身する青年。 黒髪に白髪の混じった髪型が特徴。 第3話OPでも「髪が一部白いのは仕様です」と説明されている。 ただし、5年前の時点では黒髪のみだったことが同話の回想シーンで確認できる。

الخلفية: 下記の経緯から登場当初は仮面ライダーへの変身ツールを失っていたが、テレビ本編第2話終盤にて檀黎斗と接触。彼に「新しいゲームの開発費の支援」として大金を渡し、その見返りにゲーマドライバーとバンバンシューティングガシャットを入手して仮面ライダーに返り咲いた。 自分と同じ仮面ライダーの変身者に対しては名前ではなく、変身後の名前で呼んでいる(宝生永夢→エグゼイド、鏡飛彩→ブレイブ、九条貴利矢→レーザーetc)。 過去の経験から「ライダーは自分1人で十分」との考えを持ち、他の仮面ライダーとの戦闘を肯定する好戦的な性格。 その上、先んじて仮面ライダーになっていただけあり、生身の状態でもバグスターウイルス(今作の戦闘員)を圧倒する高い戦闘能力も有する。 物語序盤での彼の目的は「ライダーガシャットを全10本揃え、全てのバグスターをぶっ潰す力を手に入れる」事。ゲーム病患者を救う事よりもガシャットを優先しており、第8話では患者の命(と直結しているバグスター)を人質に取る真似までしでかした。なお、第1話ラストでのポッピーピポパポの発言及び第3話でパラドに持ち掛けられた「一番強く一番多くのゲームをクリアする仮面ライダーは誰か」と言う賭けとの関係は不明だが、恐らくはガシャットの危険性を知るが故の行動だと思われる。その序盤での展開から、いつしか視聴者達から「ガシャット泥棒」「妖怪ガシャットよこせ」などと(本人としては不名誉な)通り名を授かる事となる。 当初は身勝手にも見える行動が多かったが、行動の根底にはとある理由が存在し、決して言動通りの身勝手さだけではない。第8話では「仮面ライダーは自分1人で十分」だと誰もいない夜の病室で1人呟いたり、同話終盤で永夢と飛彩からガシャットを奪った際にライダーガシャットを使い続けることに何らかのリスクがあるかのような言葉を残している。 更に良識もきちんと持ち合わせており、第12話で消滅していく貴利矢が爆走バイクガシャットを永夢に託しても文句を言ったり奪おうとはしなかった他、第13話でもバレバレの仮病を訴えた西馬ニコの検診もきちんと行った。このことから言動は荒いが根は真面目であることが窺える。 また永夢や飛彩の戦いを指して「お医者さんごっこなら病院でやってろ」と悪態を吐くことが度々あったが、自身は医師免許を剥奪されたにもかかわらずまだ闇医者として患者を救おうとすることを止めないため、命に対する責任感はかなり強いことがわかる(先述の人質にとったバグスターも、最終的にはエグゼイド達もろとも自分のキメワザで撃破しており、あくまで餌として利用しただけだと思われる)。 2クール目に入ってからはガシャットは奪おうとせずに黎斗を止めるため電脳救命センター(CR)と共闘することになり、その中で彼の戦う覚悟が垣間見えるなど徐々に人間性が明らかになっていった。 そして3クール目では第27話での心中の吐露から、ドクターの資格を失いながらもドクターの精神は決して捨て去っておらず、ガシャットを奪おうとするのも「未来の無い自分だけが戦えばいい」という他人の未来を尊重するが故の行動と判明した。 また第34話で「粗暴で厄介な闇医者」は飛彩にわざと恨まれる為のキャラ付けのような物である事が判明する。 飛彩が裏切り、更に復活した貴利矢が敵に回る中で、永夢の協力者となって共に戦う場面が増え、「仮面ライダークロニクル」を終わらせる事にも真摯に向き合った。 本来の真面目で思いやりと責任感のある人間性が判明した事と永夢の周りに問題児が増えたおかげで番組当初のアウトローぶりは鳴りを潜め、寧ろ一番マトモな協力者となっている。