
ゼンカイブルーンに変身するキカイノイド。 四角い顔に眼鏡をかけ、ボディも他の三人より角ばっており、最上蒼太/ボウケンブルーの衣装を彷彿とさせるカラーリングになっている。 頭は横から見ると後頭部がペグハンマーの釘抜パーツやホイッスルの様にせり出しており、そのせいか寝る時はうつぶせ派。

ブルーン
Identity: ゼンカイブルーンに変身するキカイノイド。 四角い顔に眼鏡をかけ、ボディも他の三人より角ばっており、最上蒼太/ボウケンブルーの衣装を彷彿とさせるカラーリングになっている。 頭は横から見ると後頭部がペグハンマーの釘抜パーツやホイッスルの様にせり出しており、そのせいか寝る時はうつぶせ派。
Background: 一人称は「私」。常に敬語で話し、まさに四角四面を体で表す委員長気質。驚いたりすると「ややっ」と言うのが口癖。 とにもかくにも好奇心旺盛で、知識欲が絡むとガオーン以上の図太さでTPOを踏み倒す等、マジーヌとはやや方向性が異なるタイプのオタク。 趣味は読書と図書館通いで、図書館には『ゼンカイジャーのブルーンさんも読んでいる!オススメ百冊』というポップ看板がある程通い詰めている。 その知的好奇心故に、疑問に思うと解消出来るまで誰かに食い気味に詰め寄ってはしつこく質問責めにすると言うかなり鬱陶しい悪癖があり、周りからは面倒臭がられている(実際、公式サイトにすら「1000%のウザキャラ」と書かれている)。 知識を披露する時も、映画では歴代戦隊やスーパー悪者ワルドの構成怪人を全部列挙しようとして話が長くなり過ぎてしまい、強引に打ち切られてばかりであった。 マジーヌとは対照的に几帳面で綺麗好きな性格で、整理整頓が得意。駄菓子喫茶「カラフル」でも掃除スキルを遺憾なく発揮している。記憶力も高く、本で読んだ知識のみならず一度戦ったワルドの細部の特徴まで記憶している。苦手な食べ物は春菊らしい。 因みに眼鏡を外すと糸目になって「メガネメガネ…」と彷徨い出す。そのせいかOPやアイキャッチでは一人だけやたらとよろけたりズッコケたりしている。 キカイトピアにいた頃から知りたがりで、あらゆる権力や情報を支配層が独占していた境遇に「庶民の暮らしに甘んじていては何一つ疑問を解き明かせない」と一念発起し、トジテンドに押しかけて従軍を希望した経歴がある。 結果的に雇用自体は認められたが兵士以下の掃除係にあてがわれ、学ぶ機会など何一つ与えられないまま選民思想に毒された幹部や構成員達からはぞんざいに扱われていた。 ちなみに、車の運転をすることができるようで、第18カイ!にて、実際に運転しているシーンを観ることができる。 カイ!にてボッコワウス大王の謁見の間を掃除している最中、キカイトピアと地球が一部融合してしまった話を聞いて幹部たちに質問するが、一顧だにされず突っぱねられてしまう。 組織内でどれだけの期間働いていたかは定かではないが、初対面で五色田介人に名前を訊かれた時に「え?名前……?」と言い淀んでいた辺り、学ぶどころか自分の名前すら忘れる程に劣悪な労働環境下で「掃除係」としか呼ばれず、長期間こき使われ続けて来たと言う超絶ブラックな社畜生活だったのは想像に難くない。 それでいて何も教えて貰えなかった事実は、彼が徒に時間を搾取されるだけの無為な日々を組織内で長く強いられて来たかを如実に物語っている。 第2カイ!序盤でも同様に一蹴されてしまうも、終盤では掃除に立ち入ったトジルギアの研究施設でゼンカイジャーの活躍によってギアに封印されていたキノコトピアが解放される場面を目撃し、続く第3カイ!でも同様にコオリトピアが解放される場面を目の当たりにしてイジルデへ報告に向かう。 そして第4カイ!冒頭にて破壊されたトジルギアの事をイジルデに質問した所、あわや口封じ(折角閉じ込めた世界をみすみす解放しているとボッコワウスにバレれば、確実に大目玉案件なので隠ぺいの為)に処刑されそうになり、命からがら脱走。逃げ延びた地球でもボクシングワルド達に追われる身となってしまう。 そんな逃避行の最中にゼンカイジャーのメンツと出会い、ギアの力で戦う彼らや見知らぬ物事で溢れる地球に興味を抱くと同時に、自分の疑問に親身に答えてくれる介人の心根に感じ入り、己の見聞という世界を広げるべく働き方改革を決意。 自分を「掃除係」としか呼ばないイジルデに対し、上記の台詞を叫んだ後「お別れに私が教えてあげます!私の名前はブルーンです!!」と辞表代わりの名乗りを叩きつけてトジテンドを脱サラ、そのままゼンカイジャー最後のメンバーとして初陣を果たした。 それは今までの様にただ教えを乞うだけで満足するのではなく、介人達との触れ合いを通して自分が知った事を教え合う事こそが自分の世界を広げ、ひいては新しい未来に繋がる事を知ると同時に、人生の時間と共に奪われて来た個人の尊厳や誇りを怒りと共に取り戻す意思表示だったと言えよう。 なお、何も教えられなかったとはいえある程度組織の事情は認知しており、トジテンドの動向やトジルギアの存在を彼らに話し、過去にはイジルデの研究グループにイサオとミツコという介人の両親と同じ名前の科学者がいた事実も明かしている。 最終決戦のトジテンドパレス突入時には、持ち前の記憶力もあってパレスの構造をしっかりと把握しており、ほぼ勢いで行った突入作戦において多大な貢献を果たす。その後合流してきたステイシーに対しては、「(ステイシーと同じく)元トジテンドだが、カラフルに住んでいる」という経緯を明かす事で、彼が悩みを吹っ