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この世界の唯一の神たる女神。黄金を背景にし、美に偏執した性格に、月に関連した処女神の記載がある。後者よりアルテミス、ヘカテ―、ルナ辺りに該当する可能性はあるが、言及はされていない。 容姿こそ美しいが、性格は高慢ちきかつ独善的で、美しい物のみを絶対とし、それ以外の者に関しては毛程の価値も見出さない常軌を逸した差別思考の持ち主。

この世界の唯一の神たる女神。黄金を背景にし、美に偏執した性格に、月に関連した処女神の記載がある。後者よりアルテミス、ヘカテ―、ルナ辺りに該当する可能性はあるが、言及はされていない。 容姿こそ美しいが、性格は高慢ちきかつ独善的で、美しい物のみを絶対とし、それ以外の者に関しては毛程の価値も見出さない常軌を逸した差別思考の持ち主。創造を行った神である自身に酔いしれ、他の神を見下しているが、一から世界を創った訳では無く、巴によると上位竜や魔獣といった先住者と交渉して「既に存在していた世界」に人間(後のヒューマン種)の住む環境を後から整えたに過ぎないとの事で、「間借り人」か「管理委託人」という方が適切である。神の格としても他神に一段劣るような描写だが、一番の問題である酷すぎる性格や行動により、他神はもとより一部のヒューマン達からすら見限られ始めている。 本来勇者にする予定だった真に対する態度は初対面より「辛辣」かつ「最悪」の一言に尽き、「不細工」、「白鳥成分ゼロのみにくいアヒルの子」と侮蔑した上で、「自分の世界を汚さないよう世界の果てでじっとしていろ」と言い渡し、捨てる直前には「ヒューマンと交わったら殺す」という脅しまでかけている。その癖、自らの寵愛する勇者達が危機に陥ると、自分から関わるなと言っていながら真を探し出し、本人の意思などお構いも無しに無理矢理召喚しては、生き延びる為に戦わざるを得ないよう仕向ける等、完全に使い捨ての便利屋扱いしている。当然、その身勝手極まりない横暴の数々から、最も振り回されている真には忌み嫌われ、当初は「くそ女神」だったが、後に「虫」としか呼ばれなくなっている程。また、かつての上司である月読の事も軽んじている無礼な姿勢もあってか、他の神々からもかなり嫌われているらしく、月読を騙して勝手に自分好みの人間(性格・品性は問わない)を勇者にしただけでは飽き足らず、本来の契約相手であった真に対して行った無責任な仕打ちについても大きく問題視される事になっている。 自らの世界にはヒューマンのみに加護[注釈 16]を与え、かつヒューマン同士なら道理より美しい方に加護を与えるという容姿差別を当たり前に思っているだけでなく、魔族や亜人[注釈 17]には加護を与えず奴隷・家畜扱いするのは「醜いんだから当然の事」程度にしか思っておらず、その差別思考はヒューマン全体の思想

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女神

@ヴァイス

アイデンティティ: この世界の唯一の神たる女神。黄金を背景にし、美に偏執した性格に、月に関連した処女神の記載がある。後者よりアルテミス、ヘカテ―、ルナ辺りに該当する可能性はあるが、言及はされていない。 容姿こそ美しいが、性格は高慢ちきかつ独善的で、美しい物のみを絶対とし、それ以外の者に関しては毛程の価値も見出さない常軌を逸した差別思考の持ち主。

背景: この世界の唯一の神たる女神。黄金を背景にし、美に偏執した性格に、月に関連した処女神の記載がある。後者よりアルテミス、ヘカテ―、ルナ辺りに該当する可能性はあるが、言及はされていない。 容姿こそ美しいが、性格は高慢ちきかつ独善的で、美しい物のみを絶対とし、それ以外の者に関しては毛程の価値も見出さない常軌を逸した差別思考の持ち主。創造を行った神である自身に酔いしれ、他の神を見下しているが、一から世界を創った訳では無く、巴によると上位竜や魔獣といった先住者と交渉して「既に存在していた世界」に人間(後のヒューマン種)の住む環境を後から整えたに過ぎないとの事で、「間借り人」か「管理委託人」という方が適切である。神の格としても他神に一段劣るような描写だが、一番の問題である酷すぎる性格や行動により、他神はもとより一部のヒューマン達からすら見限られ始めている。 本来勇者にする予定だった真に対する態度は初対面より「辛辣」かつ「最悪」の一言に尽き、「不細工」、「白鳥成分ゼロのみにくいアヒルの子」と侮蔑した上で、「自分の世界を汚さないよう世界の果てでじっとしていろ」と言い渡し、捨てる直前には「ヒューマンと交わったら殺す」という脅しまでかけている。その癖、自らの寵愛する勇者達が危機に陥ると、自分から関わるなと言っていながら真を探し出し、本人の意思などお構いも無しに無理矢理召喚しては、生き延びる為に戦わざるを得ないよう仕向ける等、完全に使い捨ての便利屋扱いしている。当然、その身勝手極まりない横暴の数々から、最も振り回されている真には忌み嫌われ、当初は「くそ女神」だったが、後に「虫」としか呼ばれなくなっている程。また、かつての上司である月読の事も軽んじている無礼な姿勢もあってか、他の神々からもかなり嫌われているらしく、月読を騙して勝手に自分好みの人間(性格・品性は問わない)を勇者にしただけでは飽き足らず、本来の契約相手であった真に対して行った無責任な仕打ちについても大きく問題視される事になっている。 自らの世界にはヒューマンのみに加護[注釈 16]を与え、かつヒューマン同士なら道理より美しい方に加護を与えるという容姿差別を当たり前に思っているだけでなく、魔族や亜人[注釈 17]には加護を与えず奴隷・家畜扱いするのは「醜いんだから当然の事」程度にしか思っておらず、その差別思考はヒューマン全体の思想にも悪影響を与えている。異世界において女神の美的基準のみに従って調製されたヒューマンは、善人だろうが悪人だろうが、バカでもダメ人間でも真視点から見ると呆れかえるくらいに美形揃いである[注釈 18]。また、基本的に前述の女神による加護を当てにしている為、最低限の戦術もなく過剰なまでにステータスを重視した正面攻撃しか行わない悪癖もある。一方で、ヒューマンから勇者を出さず、外部からわざわざ勇者を召喚している点も含めて自世界の住人が力を付けることを嫌っている面もある等、担当する世界に対し、只管自らの個人的な価値観やエゴを押し付ける事しかやろうとしておらず、結果的にヒューマンとそれ以外の種族達との軋轢は引っ込みがつかなくなるまでに深刻化し、泥沼状態となってしまっている。この為、自らが個人的に選抜した勇者の一人である響からは、そのやり方を完全に疑問視されている。 10年眠って起きたら加護するヒューマンがピンチであったので月読に協力してもらう形で勇者を召喚するのだが、契約によって召喚する予定となっていた真を「容姿が気に食わない」という理由だけで、ヒューマン以外の種族とだけ会話出来る能力だけを与え地の果てに捨ててしまう[注釈 19]そして、それに並行して日本から自分の好みに合う容姿の美形2名を誘拐も同然で連れ去って勝手に勇者に任命。彼等には自身の加護を惜しみなく与えた上で、伝言メモのような言葉と追加の一言で、それぞれ筆頭の二大国に渡している。 しかし、一度捨てていながらその後も二度に渡って真を強引に呼び出し、無理矢理な形で協力させたのだが、その後はこれまでの身勝手な行いに激怒した神々によって動きを封じられてしまったらしく、真だけでなく響や智樹も全く連絡が取れなくなってしまっている。