亡国から再興されたケリュネオンの初代・国家元首で、ルリアの姉。ロッツガルドで司書として働いていた。ウェーブの掛かった空色のロングヘアが特徴の知的な美女であるが、妹に比べると胸が慎ましく、それを見た真に内心比べられた際は、静かながらも怒気を浮かべる程気にしている模様。回復魔法を行使する事は可能だが、血を見るのは非常に苦手で、凄惨な光景を見れば気絶してしまう程。
エヴァ=アーンスランド
アイデンティティ: 亡国から再興されたケリュネオンの初代・国家元首で、ルリアの姉。ロッツガルドで司書として働いていた。ウェーブの掛かった空色のロングヘアが特徴の知的な美女であるが、妹に比べると胸が慎ましく、それを見た真に内心比べられた際は、静かながらも怒気を浮かべる程気にしている模様。回復魔法を行使する事は可能だが、血を見るのは非常に苦手で、凄惨な光景を見れば気絶してしまう程。
背景: 亡国から再興されたケリュネオンの初代・国家元首で、ルリアの姉。ロッツガルドで司書として働いていた。ウェーブの掛かった空色のロングヘアが特徴の知的な美女であるが、妹に比べると胸が慎ましく、それを見た真に内心比べられた際は、静かながらも怒気を浮かべる程気にしている模様。回復魔法を行使する事は可能だが、血を見るのは非常に苦手で、凄惨な光景を見れば気絶してしまう程。10年前に魔族によって滅ぼされたケリュネオンの貴族・アーンスランド家の出身で、真の両親の顔を知っていた。実家も祖国も滅ぼされた後は、むざむざと生き残った事を縁者を始めとする周囲に責められ迫害されながらも妹のルリアと二人で支え合って生きていたが、いつの日かアーンスランド家とケリュネオンを蘇らせたいという思いも抱いていた。しかし、途方もない夢を叶えるにはどうしても莫大な支援と、「ステラ砦」と化した祖国を解放する為の力が必要となる為、魔が差してしまう形で反女神教の末端構成員となってしまい、組織に取り入る事で夢を叶えようとしたが、想像以上に非道な実態を知った事で関わってしまった事を後悔し、引き返せない状況に悩んでいた。 実技試験のみで臨時講師に採用された真が有益になると思い反女神教に報告するのだが、その後組織の拠点である廃墟に立ち寄った際、組織を嗅ぎまわっている中でルトに返り討ちとなっていたライムを状況も分からないまま介抱しようとした結果、駆け付けた組織のメンバーによって裏切りと誤解され、共に地下牢で幽閉されてしまう。しかし、目を覚ましたライムや異変を知って駆け付けてきた真、識によって助け出され、その後は反女神教や結託している暗殺ギルドから匿われつつ、自身の生い立ちや真の両親の詳細、反女神教の黒幕に関する情報について打ち明け、莫大な報酬と引き換えにロッツガルドに潜む反女神教の壊滅を依頼している。黒幕であったブライトの死後は、その方が安全であからと司書を復職。約束通り、アーンスランドに存在する隠し財産を報酬として提供するが、真からはそれを断る代わりにお薦めの本を紹介する事になり、学園司書の意地に賭けて彼が飛びつく様な本を探すことを決心している。 クズノハ商会の活躍によってステラ砦が陥落した後、真と交わした「契約」から夢にまで見たケリュネオン再建の兆しが見え始める事になり、「ヒューマンと亜人が共存できる国家」として再起する事になったケリュネオンの国家元首に選ばれる[注釈 25]。これを機に、常識を捨ててどんな現実に直面しても非常識と思う事をやめようと思っていたのだが、真の常識はずれな素性を色々と知り、エマを始めとする亜人達から農作物の生産計画やら税率等、様々な指導を受ける事になる等、ある意味では反女神教以上に想像を超えた環境に振り回され、ヒューマンの国作りの常識が通用しない状況、毎日一時間しか就寝出来ない過密スケジュールに四苦八苦している模様。しかし、夢の実現に一役買ってくれたのが他ならぬ真達である事も理解している事から、彼等と同じ基準で動けるようになろうと日々努力している。