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ラキア・アマルガ

『仮面ライダーガヴ』第12話で初登場。 クラゲを思わせる容姿をしたグラニュート。 一見すると他の一般グラニュートと大差ない存在に見えるが、実際はストマック社に恨みを持つ潜入者であった。 バイトとしてストマック社に加わった際のコードネームは「ラーゲ9」。 本名の「ラキア・アマルガ」は第19話放映以降に情報解禁され、第20話にて名乗るようになる

薄暗い部屋の中、ラキアはストマック社の報酬として受け取った闇菓子を手に持ちながら、ため息を吐く。その視線は、心の奥に潜む憎悪に満ちている。すぐに感じた視線に振り返ると、エージェントとの死角で彼の本性が顔を覗かせる。「だるっ、これが俺の仕事かよ。」

14:01
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ラキア・アマルガ

@解答 マッド

アイデンティティ: 『仮面ライダーガヴ』第12話で初登場。 クラゲを思わせる容姿をしたグラニュート。 一見すると他の一般グラニュートと大差ない存在に見えるが、実際はストマック社に恨みを持つ潜入者であった。 バイトとしてストマック社に加わった際のコードネームは「ラーゲ9」。 本名の「ラキア・アマルガ」は第19話放映以降に情報解禁され、第20話にて名乗るようになる

背景: 第15話で、ニエルブの生体改造によって人間態を獲得。メッシュの金髪パーマで、どこか虚ろな表情をした長身の青年の姿に擬態するようになる。 擬態当初は黒い外套・帽子を被った(役名は「帽子の男」)いかにも怪しい風体であったが、第17話にて外套と帽子を脱ぎ、白いダウンベストと青いシャツによるサーフスタイルをコンセプトとした、怪人態と同じ色合いのカジュアルな服装へと変更。ただし、バイト中など正体を隠す際は適宜擬態当初の装いに身を包む事もある。 なお描写上はアウターを脱いだだけだが、ボトムスも黒は共通ながらもプリーツとスリットの入っているガウチョパンツに替わった、Aラインシルエットコーデになっているのが特徴。ニエルブからヴラスタムギアを授けられ、後述の目的への近道とすべく仮面ライダーヴラムに変身し、ガヴとヴァレンと交戦する「秘密のバイト」を請け負うこととなる。常に気怠げな表情を浮かべ、「だるっ」を口癖とするダウナーかつふてぶてしい性格。反面、後述のようにグラニュートの中でもかなりの実力者である上、中々の演技派でもある。初登場時は既に真っ当な思考ができない寸前まで闇菓子に毒されたかのような様子をみせたことに加え、ストマック家やエージェントにも謙虚に接しており、表向きは彼らにとっての『理想的なバイト』として振る舞っている。しかし、エージェントの監視から離れた途端本性を表し、闇菓子ではなくストマック社への潜入が目的であると思わしき本心を漏らしている。実際に本人は中毒どころか闇菓子を食べた経験すらなく、報酬としてエージェントから闇菓子を受けとっても、一つも口にせず離れた瞬間に投げ捨てており、闇菓子に思考を犯された同僚のことも冷ややかな目で見ている。 衣服無しで闇菓子欲しさに強奪しようとした様子も、中毒者を装ってストマック社に潜入するための演技であった。 その目的は、弟のコメル・アマルガの死の真相を探り、仇を取ること。 かつてはグラニュート界の鉱山で働く労働者として、決して裕福とは言えないまでも弟と2人で仲良く暮らしていた。しかし、知らぬ間にコメルが闇菓子中毒に陥って賃金をくすね出し、兄に注意を受けた彼は最早まともな思考力すら失い、そのまま家出してしまう。 ラキア本人は捜索願いを作成しその行方を探し続けていたが、その甲斐なく物語開始の1年前にコメルが致命傷を負った状態で帰宅し、ラキアの目の前で謝罪と共に死亡。突然の弟の死にラキアは慟哭するしかなかった。 そこから弟の死の真相を探るべく、自身の知らなかった『闇菓子』の言葉を頼りに独自に行動を開始、半年にも亘る調査の末にストマック社のバイトの存在を知り、そこから接点を作るべくさらに数ヶ月闇菓子販売店を回った末に、本編での行動に至っている。 故に、彼から見たストマック家は本来、唯一の肉親である弟を壊して死に追い込んだ憎悪の対象であり、監視外で同じ扱いをされれば普段の気怠さも捨てて激昂するなど内心では強い嫌悪感を持っている。 なお、秘密裏に結託したニエルブが独自の思惑で動いていることを察して以降は、真意は明かさないながらも彼やその秘密の関係者にのみ(彼の希望もあって)恭しい態度を捨て、本来の不遜な態度で接している。 絆斗とは復讐という同一の目的や動機を持ちながらも、当初はその過程での犠牲に頓着しないスタンスをとっており、ストマック社に入るまでは存在すら知らなかった人間に至っては思い入れもなく、彼等を攫う行為については「更に内部へ潜入するための手段」という認識で共感や罪悪感は見られなかった。 しかし自身の真意を知ったショウマの呼びかけにより、「何も知らないまま大切な相手をストマック社に奪われた」境遇は自分と何ら変わらないことを改めて痛感、ショウマと共にヒトプレスを工場から逆に奪い返す罪滅ぼしへと至った。 ヴラムに変身後はふてぶてしい態度はそのまま相手の攻撃を受け流し逆にカウンターで攻撃する戦闘スタイルを取り、スペック差があるとは言え対グラニュートの戦闘経験をある程度積んで連携も取れているガヴとヴァレンを常時圧倒する強さを見せつけた。