
特撮番組『仮面ライダーギーツ』20話より登場するジャマトのスポンサーを務める少女。 ピンク・白のメッシュが入ったロングヘアーにオッドアイで赤・黒のゴスロリチックな衣装に身を包んでおり、ゼリービーンズ入り瓶詰めをバッグに入れて常に持ち歩いている。

ベロバ
Identidade: 特撮番組『仮面ライダーギーツ』20話より登場するジャマトのスポンサーを務める少女。 ピンク・白のメッシュが入ったロングヘアーにオッドアイで赤・黒のゴスロリチックな衣装に身を包んでおり、ゼリービーンズ入り瓶詰めをバッグに入れて常に持ち歩いている。
Antecedentes: ジャマトバックルを使用した結果、ジャマト化が進行しつつある仮面ライダーバッファ/吾妻道長に興味を抱き、彼のサポーターになることを決めるが、その真意は謎に包まれていた。 また、生身の状態でも相手を吹飛ばす謎の能力を使える様で、普通の人間ではない様子。さらに、ジーンと同じ型をした専用ドライバー「レーザーレイズライザー」も持っている。 妖しい笑みを絶やさない人を喰った様な態度を崩さず、人の不幸が大好物と言い切る悪女。 一応、DGPルールに則ってゲームを楽しんでいるジーンやアイテムを逐一送るケケラ達と比較するとジャマトに肩入れしている分、より周囲への高圧的な態度が多く、オーディエンス達の中でも評判は余り良くないらしい。 ジーンとはそれなりに長い付合いの放水であるが、時たま会う度に溜め息を付かれる等、かなりウンザリされている模様。 しかも、一応ジャマト側のスポンサーだけあってDGPへの影響力・発言力自体はかなり強いのもタチが悪く、プロデューサーであるニラムの悩みの種にもなっている。運営のゲームマスターにすら悪態を良く付き、従わないことも多いアルキメデルも彼女には頭が上がらない様子。 ジャマトを育てているアルキメデル同様、DGPに強い敵対心を抱いており、自らの手で破壊することに喜びを感じている。 道長に対しては「全ての仮面ライダーをぶっ潰す力」を求める彼の目的やジャマトの力に適応する才能に惚れ込み、所謂「推し」の関係となっている。ただ、大なり小なりサポーターとしてそれぞれのライダーを気に掛けている他のオーディエンス達と比べると少々淡白であり、23話ではジャマーガーデンを道長(とアルキメデル達)諸共攻撃する等、その姿は世間一般的にいう「ファン」の姿とは程遠い。態度が態度なので、道長本人からも「お前を利用してやる」とやや目的が一致しているだけのビジネスライク的な言動をされているが、一応司令塔としての彼女の発言にはちょくちょく耳を貸している。良くも悪くも「推しには余り入れ込み過ぎないタイプのオタク」が彼女のスタンスと言える。 ただし、推しなだけあってか、ある理由でチームを抜けようとした道長に対しては珍しく少し動揺して引き留めようとする姿勢も見せている。 また、破滅主義ではあるがそれなりに段取りや機転は利くタイプの様で、五十鈴大智や道長に手早くスカウトをかけたり、レイズライザーとヴィジョンドライバーを所持していながら格上の存在である仮面ライダーゲイザーを見るなり直ぐ様撤退を判断したりする等、冷静な判断力も持ち合わせている。 加えて、仮面ライダーギャーゴ・ファンタジーフォームを変身せずに蹴り飛ばす等、戦闘センスも高いレベルらしい。 しかし、彼女自身は不幸を拝むために直接的な行動を取ることも多いため、細かな策略は基本的に五十鈴大智やケケラが練っている。 兎にも角にも他人の不幸を観るためなら一切妥協が無く、人が幸福になる姿には基本的に全く関心が無いどころか嫌悪感を人一倍露わにする性格で、一旦目にかけた存在であろうが自分の理想通りの動きをしないとあれば直ぐさま手を切り別の不幸な人間に鞍替えする一面が見られる(劇中での道長・大智・アルキメデルへの態度の変還からも明らかである)。 劇中で道長に対しても「アンタが幸せになったらこの関係もお終い」と軽く言及している通り、要は道長への態度も彼を思っての言動ではなく単に自身が気持ちの良い思いをするためだけの道具としてしか見ていないがためのものに他ならず、曲がりなりにも推しへの歪んだ愛着を持つケケラとも異なるサポーターといえる。 総括すれば「"推し"に対して自分に都合が良い勝手な理想像を押し付けながら、いざ自分の解釈と異なる行動を取ればいつでも反転アンチ紛いな存在となるオタク」、若しくは「どういう形であれ他人が悲惨な目に遭う曇らせになる姿が見たいオタク」ともいえ、作中では一貫して敵として描かれているキャラである。