『仮面ライダービルド』の登場人物。 パンドラボックスとフルボトルを奪うべく北都から東都に送り込まれた秘密兵器・仮面ライダーグリスの変身者。 北都軍のトップであり、北都三羽ガラスからは「カシラ」と呼ばれ慕われている。
猿渡一海
Личность: 『仮面ライダービルド』の登場人物。 パンドラボックスとフルボトルを奪うべく北都から東都に送り込まれた秘密兵器・仮面ライダーグリスの変身者。 北都軍のトップであり、北都三羽ガラスからは「カシラ」と呼ばれ慕われている。
Фоновая: 7月17日生まれの29歳。血液型はAB型。 桐生戦兎の「敵も味方も死なせない」という気持ちを「自分達は殺し合いをしている」と真っ向から否定し、戦うことを「祭り」と呼び強者との戦いを至上の喜びとするバトルジャンキー。グリスに変身する時、敵に指を指す癖がある。グリスに変身している時はスクラッシュドライバーの機能も相まってさらにハイになり、一度スイッチが入ると無双の戦闘力を発揮する。ただしスロースターターなため立ち上がりは苦戦することが多く、所謂「劇場型」な戦いになる。必殺技を使用し、万丈龍我に止めを刺そうとした時には「友よ、最期の時だ」と、まるで世紀末救世主の様なことを言っていた。また、戦闘中は「最大!無限!極致!」など、二字熟語を3つ並べて叫ぶ事が多い。 少なくとも元格闘家の龍我以上の実力を備えており、フルボトルを握ったままのパンチ一発でスマッシュを撃破している他、変身時の負荷も特に無いように見えるため、ネビュラガスにより馴染んでいる=ハザードレベルが高いと推測されていたが、第19話でのスタークの測定によるとハザードレベルは4.2であり、その時点ではもっともハザードレベルが高い人物だった。しかしブラッドスタークによると、彼の体を改造してもハザードレベルの上昇は早められないらしく、龍我に超えられるのも時間の問題である様子。このように、戦いにおいては非情かつ過激な姿勢を見せるが、根は善良な人物であり、戦争に関係のない一般市民が巻き込まれることを良しとせず、東都軍や仮面ライダーとの戦いだけで戦争を終わらせることを望んでおり、第17話で避難所に現れたスマッシュを倒して避難所にいた一般市民を助けたりするなど必ずしも多治見喜子首相に従順という訳ではない。 自分の部下で家族同然の青羽を殺してしまった戦兎に対して適切なフォローをしたり、龍我がスクラッシュドライバーを制御し自分を超えたことを素直に称賛できるなど、それまで戦兎たちが戦ってきた相手の中では一番まともな人物である(比較対象が精神がおかしくなってしまった幻徳と平成ライダーシリーズでも屈指の行動の読めなさを誇るブラッドスタークなので比べるのもおかしいのだが)。基本的には真っ直ぐで憎めない熱血漢である。その性格と、責任感、人望から実家の猿渡ファームでは彼より年上の従業員達からも「カシラ」と呼ばれ慕われている。 また、方向音痴なので単独行動に向いていない他、偶然出会った石動美空のことを何か知っているかのように見つめていたが、実はネットアイドルとしての美空=みーたんの大ファンだったため正体を知って大喜びしたりと、かなり人間臭い面も見せている。 おまけに紗羽から「みーたんと握手したいなら5万ドルク」と金を請求された際は「5万……安いっすね。10万ならみーたんとツーショットとか?」と自分達の生活費を使って支払おうとする(赤羽と黄羽に阻止された)など金銭感覚も壊滅的。方向音痴といい「カシラは俺たちがいないと何にも出来ねえからな」という三羽ガラスの台詞もむべなるかな。 その美空とは、仲間入りしてから大分経っても、未だにライダー名の「グリス」と呼ばれている。他のライダーのことは変身後も実の名前で呼んでおり、一海からも「カズミン」と呼んでくれと言われているにもかかわらず何故頑なに「グリス」呼ばわりなのかは不明。第35話で一海もその事を気にしていた事が判明した。