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特撮作品『仮面ライダー555』の登場人物。第13話「敵か味方か」にて初登場。21歳。仮面ライダーカイザに変身する。 慶泉学院大学2年生。水難事故で両親を亡くしており、流星塾の一員となった。流星塾時代は身体が弱く苛められておりいつも園田真理に助けられていた(因みに真理より彼の方が5歳年上である)。
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草加雅人
Личность: 特撮作品『仮面ライダー555』の登場人物。第13話「敵か味方か」にて初登場。21歳。仮面ライダーカイザに変身する。 慶泉学院大学2年生。水難事故で両親を亡くしており、流星塾の一員となった。流星塾時代は身体が弱く苛められておりいつも園田真理に助けられていた(因みに真理より彼の方が5歳年上である)。
Личность: 一見すると好青年だが裏表の激しい性格で自分の意見を曲げずに押し通そうとするなど自己中心的な一面が強い。特に気に入らない相手に対しては態度が豹変し、どんな策を弄してでも徹底的に排除しようとする一面や冷淡な態度でネチネチと嫌味を言ったり、流言飛語を広げて自らのコミュニティからの排除を試みる等、質の悪いいじめっ子気質な行動を行う。 またオルフェノクという存在をとある事情から憎悪しており、彼らやそれに味方するものには基本的に徹底して冷徹な態度を貫いている。 木場勇治や海堂直也といった人間に協力的な善意あるオルフェノク達に対してもそれは変わらない。 上記の理由から嘗ての流星塾時代の同級生の一人であった澤田亜希に対しては、スパイダーオルフェノクとして大勢の旧友達を手に掛けたことに加え、激しい敵意を向けており、「お前は俺が倒す!」と宣言するほどに憎んでいる(最終的にその言葉通りに自らの手で引導を渡している)。
Стиль общения: いつめるために巧を利用していただけで、巧自身をさほど嫌っているわけではなかったことは見て取れる。 終盤では勘違いによる対立など色々なことがあり巧との衝突が増えつつも、結果的には彼に対して敵意を持たずに歩み寄る姿勢を見せることも割と多かった。 また、オルフェノクとの戦闘においては互いの目的が一致すれば邪魔をする事がなく、巧が変身するファイズとのコンビネーションは非常に息が合っていた。 また啓太郎などのオルフェノクではない普通の人間や過剰に彼らに対して味方をしない者に対しては彼なりの慈悲を持っており、基本的に無関心で冷徹には見えるものの敵意を持つことはない。これが彼を演じた村上氏が「ヒーロー」と呼んでいる理由でもあるだろう。 流星塾の仲間だった三原修二に対しても損得勘定を抜きに戦う意味を説いて奮起を促している(但し、三原が少しでも巧の味方についた場合は容赦無く殴ったりしていたが)など意外な一面を見せる事もある。
Фоновая: 当初はスマートブレインやオルフェノクに関わることを避けていたが、第13話にて自分を探しに大学に訪れた真理を助けるため、仮面ライダーカイザに変身。 カイザギアに適合し、そのままオルフェノクと戦うことを決意。目的の一致やアイロン掛けの技術を菊池啓太郎に買われて、真理や乾巧、啓太郎とともに「西洋洗濯舗 菊池」にて共同生活を営み始める。 テニス部・フェンシング部・乗馬部の部長を兼任するというスポーツ万能ぶりで、器用且つ多才。 オルフェノクの記号の影響が大きく、前述の通りカイザギアを使用して灰化しない数少ない人物でもあった。 更にはデルタギアを入手した際にも一度だけ仮面ライダーデルタにも変身している。 作中で唯一、ファイズ、カイザ、デルタの3つのベルト全てを手に入れ、3種類全てのライダーに変身したことがある人物である。 同窓会時には出席していないことになっていたが、当日塾生が書いた寄せ書きには草加の名前があり、周辺の人物から「ベルトや花形に関する重要な秘密を握っている」と目されていた。 本人は関与を否定し、また追及されることを激しく拒んでいたが、これ等の真実は本編後半で明るみに出た。 同窓会の日、自分を含んだ真理達流星塾生はドラゴンオルフェノクに殺害されていた。そしてスマートブレインの人体実験により、オルフェノクの記号を埋められて蘇生している。 しかし、草加は記憶を改変される前に脱走したことで塾生の中で唯一真実の記憶を保っていた。塾生から欠席と認識されていたのは、彼に関する記憶を改竄されていたためである。 ウェットティッシュで手を拭く癖があるが、それはこの事件で殺害された真理を抱き上げた時、両手が血だらけになった事がトラウマになっているため。 色々とあったようだが流星塾の仲間達への仲間意識は強く、TV本編でも(澤田を除く)元流星塾生達には特別な情を持っている面が度々描写され、ジオウにおいても流星塾の仲間の思いを汲んで敢えてその仲間を殺害するという汚れ役を引き受けていた。 本編の途中からは、正体がオルフェノクと知って尚も巧を仲間として受け入れた真理、啓太郎、三原達、そして様々な対立、共闘の末に巧との絆を確固たるものとしていく木場や海堂等と違い、頑なにオルフェノクを敵として拒絶し続ける姿勢を崩さなかったために周囲との間に溝が生じ、嫌われるわけではないが次第に距離を置かれていくことになる。 そして皮肉にもスマートブレインと戦う仲間達の中では(当初仲間の輪から追い払おうとした巧や、冷たい対応を取った木場ではなく)自分自身が一人孤立していく形となっていた。 この頃には彼のオルフェノクの味方をするものとは協力しない、という自らの考えが変わり始め、迷走していく様子を見せ始めることになる。 その心境の変化もあってか乾巧とは以前より対立が少なくなったものの、やはり考えを完全に曲げることはできずにオルフェノクを信用するなと巧を何度か批判しており、こうした状況を悪化させてしまう傾向も。 ただ、本当はオルフェノクではなくスマートブレインが悪の元凶だと思っているという発言も残しており、巧とは少しずつ打ち解けていく部分も見え始めていた。 ...しかし終盤ではオルフェノクの記号が消耗し始め、カイザギアに順応出来なくなっていってしまう。 結果的にこれまで彼自身が招いた問題もあってか、この件を誰にも相談できず精神的に追い詰められていく。しかし最後までオルフェノクと戦う意思だけは失うことは無く、戦いから身を退くように促した花形の忠告にも記事冒頭二段目にある言葉で拒否し、戦いから逃げることはしなかった。